「まずできますと言え。やり方は帰り道で考えろ。」
かっこいい名言っぽいですが、これはケースバイケースでしょう。
今回はダメなケースをご紹介します。
当社でスマートフォンに対応していないHPのリニューアルの依頼を受けました。
依頼自体はよくある内容なのですが経緯が問題でした。
・ある業者が今回依頼されたHPを制作したのですが最初から保守運用を放棄ありきで制作したこと。
・その業者はweb構築スキルがないままに制作を請け負い、他の業者に丸投げしてたこと。
・その業者に連絡するもクライアントを無視し続けること。
他にもいろいろあるのですが、この3点が大きな問題点です。
こんな悪徳業者にあたったことが不運なのですが、悪徳業者を見分ける方法を列挙したいと思います。
1.web構築スキルがあるか確認する
今回のある業者は自称webデザイナーでした。とはいえ、自称でありweb構築スキルはゼロです。
ゼロですから他の業者に丸投げしていたのです。
クライアントは失礼を覚悟で「どれくらいweb構築スキルがありますか?」と聞くべきです。
例えば「SQL(データベース)やPHP(言語)は習得してますか?」とわからなくとも聞いたほうがいいです。
そしてわかる方へ相談してから判断しても遅くありません。
その自称webデザイナーはフライヤーなど紙媒体のデザインはできるようです。
しかしwebデザインと紙媒体のデザインは別物。
webデザインは見た目よりも大事な要素がたくさんあります。
そこを理解していないwebデザイナーは「見た目が綺麗なサイト」作りしか目指しません。
綺麗であるにこしたことはないですが、それより大事なのは集客力やアクセス数です。
集客力に影響するのはサイトデザインよりwebスキルや知識です。
実は当社も去年自称webデザイナーでトラブりました。
全く話にならないほどweb関係のスキル知識はない方で結局こちらでほとんど構築しました。
webデザインとは見た目だけではなく総合的なweb制作のスキルや知識が必要です。
まずはそこを確認したほうがいいです。
2.契約書を結ぶ
制作依頼、運用依頼、どちらも契約書を結ぶのが常識です。
個人業者相手だと契約書を結ばないケースがありますが危険です。
今回のように雲隠れされるとお手上げです。
契約書を結ばない業者には制作依頼、運用依頼しないことをお勧めします。
特に保守運用契約は重要です。
作ってほったらかしのサイトは死にサイトと言われ、
更新や新着情報がないサイトはないほうがいいとさえ言われています。
あるサイトにいって最終更新情報、例えば年月日が古いとどう思うでしょうか?
「このサイトは古いな、そもそもこのお店はやっているのだろうか?」と感じますよね。
ですから業者とはきちんと保守運用してもらう契約を結ぶのが重要です。
ホームページやネットショップは作ってからがスタートです。
そこを怠る業者は危ないと認識して間違いないです。
この2点に気を付ければまず大丈夫です。
仕事のやり方、進め方は会社によってまちまちです。
ですができない仕事を請け負うのはマナー違反です。
もちろんできない仕事をできる業者に丸投げするのはよくありますが
クライアントを満足させる責任は依頼を受けた以上、請け負った側にあります。
無視し続けるというのは到底看過することはできないので今回記事にしました。
もしHPやネットショップでお困りの方はご連絡ください。
可能な限り協力します、PC-Salvageはそんな会社です。